烏骨鶏バウムクーヘン!濃厚な玉子の旨味をご堪能下さい!

様々なお菓子やスウィーツが、手軽に入手出来るようになった現在の日本。
一歩街に繰り出せば、これまで見たこともないような目新しい甘味を手軽に購入出来ますよね。
ただ、こんな贅沢な状況ともなると「お土産や贈答品にどんなものを送れば喜んでもらえるだろうか?」、何て悩みも生じてしまうもの。
そこで本日は、「烏骨鶏バウムクーヘン!濃厚な玉子の旨味をご堪能下さい!」と題して、自宅用や手土産としてはもちろん、お祝い事の贈答品としても非常に喜ばれる「バウムクーヘン」と、その傑作として名高い『烏骨鶏バウムクーヘン』をご紹介してみたいと思います。
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バウムクーヘンてどんなお菓子
贅沢なスウィーツが手軽に入手出来るようになった今日でも、高級菓子の代名詞として珍重されているのが、本日ご紹介のバウムクーヘンです。
「見たことも、食べたことも無い」という方はまずおられないでしょうが、コンビニなどに置かれている量産品を除けば、扱っているお店は極端に少ないため、あまり食べる機会がないという方も多いはず。
このバウムクーヘン、ドイツ発祥のお菓子として知られていますが、実はドイツ国内でもあまり取り扱っているお店は少なく、「世界一の生産国は日本である」とも言われる、少々奇妙なプロフィールを有しているのです。
日本にこのお菓子が伝えられたのは、大正時代から昭和初期に掛けてであるとされていますが、まるで年輪のように層を成した見た目が「大変に縁起が良い」との評価を得ることとなり、贈答品として人々の間に浸透。
そして気が付けば、バウムクーヘンは日本において、祖国ドイツ以上の人気を博するようになっていったというのです。
なお、日本で初めてバウムクーヘンを製造したのはドイツ人菓子職人のカール・ユーハイムとされており、彼が創始した株式会社ユーハイムは今も日本を代表するバウムクーヘン・メーカーとしてその名を轟かせていますよね。
また、ドイツでの元祖を巡っては、2つのお店がその座を巡って激しい争いを行っていましたが、現在では両店共に同じオーナーに買い取られることで、この論争は解決済みとなっているとのこと。
因みにバウムクーヘンの源流を辿って行くと、古代ギリシャにて食されていた、木の枝にパン生地を巻き付けて焼き上げた料理に行き着くとされていますから、その歴史は4000年以上という説も存在する程です。
烏骨鶏と株式会社烏骨鶏さん
さて、そんな由緒あるお菓子バウムクーヘンに関して、現在熱い注目を集めているのが「株式会社烏骨鶏」さんが製造しておられる「烏骨鶏バウムクーヘン」という商品です。
株式会社烏骨鶏さんは、石川県金沢市にて烏骨鶏の飼育と、その食肉や玉子を利用した食品製造を行っている企業様となります。
料理番組などで時折「烏骨鶏」という名を耳にすることがあるかと思いますが、その詳細についてはご存じない方も多いはず。
烏骨鶏は中国を原産とする鶏の一種とされていますが、他の種とは異なる多くの特徴を持っていることでも知られる品種です。
外見上は、通常の鶏より非常に小柄で、羽の色も白と黒というモノトーン柄。
そして最も驚かされるのが、その皮膚に内蔵、そして骨に至るまで全てが黒色である上、通常の鶏の足が前方3本、後方1本の4本指であるのに対して、この烏骨鶏は後ろに2本という5本指を持っているのです。
こうした特色から、古来より「霊鳥」として扱われ、その玉子や肉には神秘的な力が宿るとされて来ました。
もちろん、現在ではこうした超常的な効能については否定されていますが、その肉や玉子に含まれる栄養価は他の種と比べ物にならない程に豊富である上、食味も大変に素晴らしいことで知られており、「鶏の王様」として食通たちを唸らせているのです。
そんな烏骨鶏の美味しさにいち早く目を付けられたのが、株式会社烏骨鶏さんの創業者様であり、中国を訪れた際にこの鶏の存在を知るや、早速国内での飼育を開始。
しかしながら、烏骨鶏は非常に飼育の難しい鶏として知られており、その作業は失敗と苦難の連続であったとのこと。
やがてこうした苦労は報われ、現在では烏骨鶏製品のリーディングカンパニーとして成功を収めるに至り、その名を食品業界に轟かせているのです。
現在では、カステラにプリン、お茶漬けなど、数々の商品を開発しておられますが、その中でもだんとつの人気を誇るのがこちらの「烏骨鶏バウムクーヘン」となります。
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実食!烏骨鶏バウムクーヘン
そんな烏骨鶏バウムクーヘンを実際に頂いてみれば、まず驚かされるのが一口食べた瞬間に広がる「濃厚な玉子の味わい」です。
通常のバウムクーヘンですと、カステラ感が強く感じられるものですが、この製品に関してはとにかく「玉子の力強さ」が凄まじく、これぞまさしく高級食材「烏骨鶏の玉子の威力」といったところでしょう。
またこの玉子の風味、芳ばしく焼き上げられた小麦の味わいと混ざりあることで、生地により深みのある味わいを演出しており、誰が食べても「通常のバウムクーヘンとは一線を画する」ことを、一発でご実感頂ける逸品に仕上げられていると思います。
ズッシリと濃厚、されどクドくはない上、その味のインパクトは「脳裏にしっかりと焼き付けられる」という、見事な完成度を誇る本品は、間違いなくバウムクーヘンの頂点と言える存在。
スウィーツマニアにはもちろん、玉子に目が無いという方にも是非ともお試し頂きたい逸品です!

烏骨鶏バウムクーヘンまとめ
子供の頃より、洋菓子には目が無かった管理人。
その中でも、バウムクーヘンは滅多に食べられないということもあり、特別に心惹かれる存在でした。
大人になった後も、デパ地下などで専門店を見掛けると、ガラス越しに見える焼き上げや、生地掛けの作業を見学するのが大好きで、お店の方から迷惑そうな視線を頂いております。
こうした趣向の持ち主であるため、あらゆるバウムクーヘンを食べ歩いているのですが、そのお味については少々気になる点も。
もちろん、どちらのメーカーさんの商品も美味しいのですが、「此処のは特別!」、「この店は別格!」という味に巡り合えずにいたのです。
こうした想いは各メーカーさんも抱いているのか、チョコレート味やメイプル味など、様々なバリエーションは登場させるものの、『そういうことではないんだよね・・・』というのが素直な感想でした。
そんな時、某デパートの物産展で出会ったのがこちらの「烏骨鶏バウムクーヘン」であり、王道の味ながら飛び抜けた完成度の高さと、玉子の濃厚さは、正に「白眉なるもの」だと思います。
日本のバウムクーヘン史に必ずやその名を刻むであろう名品の実力を、貴方の舌でお確かめ頂いては如何でしょうか。
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出典 ウィキペディア・烏骨鶏
出典 烏鶏庵