一六本舗一六タルト!愛媛古伝の和洋菓子を召し上がれ!

一六タルト

 

ケーキやお菓子などを好む男性を「スウィーツ男子」と呼び、デザートの食べ放題を売りにするスウィーツビュッフェが大盛況であったりと、

現在の日本は、「空前の甘味ブーム」の真っ只中にある言われています。

昔から食べられているオーソドックスなお菓子はもちろんのこと、海外からも次々に新たなデザートが紹介されて来ますので、

スウィーツ好きにとっては正に天国の様な時代となっているのではないでしょうか。

さて、日本で提供されているスウィーツを改めて見てみれば、大きく分けて「洋菓子系」、「和菓子系」の2系統に分類することが出来ると思います。

この様に書くと至極当たり前のことを話しているように感じられるかもしれませんが、

実はもう一つ、『和と洋を折衷させたお菓子』のジャンルが存在するのです。

それは遠い過去にもたらされた洋菓子が、歴史の中で日本ならでは進化を遂げた「和洋菓子」とも言える類のもので、

有名なものでは、カステラ(日本への伝来は15世紀頃と言われる)などがこれにあたります。

そしてこの種のスウィーツは、非常に味が良いことでも知られており、マニアたちの間では穴場的な存在として注目を集めていたりもするのです。

そこで本日は四国、愛媛県のご当地・和洋菓子として知られる「タルト」と、その名品・一六本舗一六タルトをご紹介させて頂きたいと思います。

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愛媛のタルトとは

「タルト」という言葉を聞くと、リンゴやイチゴなどをパイ生地の上に載せた、生粋の西洋スウィーツを思い浮かべる方が多いと思いますが、

本日お話する愛媛県に伝わる『和洋菓子のタルト』はこれとは全くの別のお菓子を指します。

その正体は、餡子をロールケーキの生地で巻いたようなものとなっているのですが、一体このお菓子、どの様な経緯でご当地スウィーツとなっていったのでしょうか。

この和洋菓子の発祥は、1647年頃の江戸時代初期、徳川家光が将軍をつとめていた、約370年前に遡ります。

実はこの年、当時愛媛県周辺を収めていた松山藩主・松平定行が、幕府の命令で長崎へと赴任させられました。

一六タルト5

 

当時の長崎と言えば、日本で唯一外国との貿易窓口となっており、この際に知り合ったポルトガル人から「タルト」なるお菓子の製法を伝えられたのです。

このお菓子をえらく気に入った松平定行は、その製法を国元に持ち帰った上、秘伝として代々これを子孫たちに伝えていったのです。

やがてその製法は庶民にも知れることとなり、タルトは愛媛を中心とする、四国地方のご当地グルメとして定着をしていくこととなります。

現在では、地元で多くのメーカーがこのお菓子を製造しているとのことですが、

今回は愛媛タルトの傑作との呼び声高い、「一六本舗一六タルト」についてお話させて頂きます。

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一六本舗さんのタルト

既に申し上げた通り、歴史のあるお菓子だけに多くのメーカーから販売されているこのスウィーツですが、

「タルトの名店」と言えば、松山市東方町に本拠を置く『一六本舗』さんをおいて、お話を続けることは出来ないでしょう。

「一六」というやや変わった屋号を持つこのお店は、1883年(明治16年)に創業されており、明治16年という年号が屋号の由来となっているとのこと。

タルト以外にも様々な和洋菓子を取り扱っておられる地元の老舗メーカーとなっていますが、看板メニューはやはり「一六タルト」となっています。

その製造工程を見てみれば、餡に使用する小豆は外側の皮を削り取った最上級のものを使用している上、

生地には、このお菓子の発祥当時、日本に存在しなかったであろう、「バターや生クリームは一切使わない」というこだわりをもっておられ、

上質な小麦に玉子、そして砂糖のみでしっとりと焼き上げられたものを使用しているとのこと。

そして、一六タルト最大の特徴となっているのが、餡に柚子の風味を加えているという点であり、

しっとりと香ばしい生地と上質な餡、そしてほんのりと香る柚子の香りが、何とも堪らない逸品となっているのです。

伝統の製法にこだわりまくった和洋菓子の傑作、一六本舗一六タルトを是非ともご賞味頂ければと思います。

一六タルト2

 

一六タルトについて管理人より一言

美味しいものが大好きな管理人的には、スウィーツもその守備範囲に入っております。

どこそこの店に美味しいお菓子があると聞けば、電車を乗り継いででも食べに行く性分なのですが、

近年はスウィーツブームの影響もあってか、情報の件数も鰻登りで、体重計の数値が非常に気になる「今日この頃」を過ごしております。

そんな生活を送る中、友人宅で茶菓子として供されたのがこちらの一六本舗一六タルトでした。

見た目から完全にロールケーキだと思い込んでいたのですが、口に運んだ瞬間、サッパリとしたロール生地と、柚子餡の美味しさにすっかり心奪われてしまいました。

洋菓子のタルトは何度も食べたことがありましたが、和洋菓子の「タルト」という存在は知らなかったため、

慌ててネットで検索してみたところ、非常に歴史のあるご当地菓子であることが判りました。

そして一六本舗についても色々調べてみたのですが、その製法へのこだわりは半端なものではなく、

発祥当時の材料のみを使用し、これだけのクオリティーの逸品を作り出すこのお店の腕前に感心させらたものです。

また、バターや油を使用していないということで、カロリーが気になる方にもおすすめなのではないでしょうか。

上品な生地と餡子、そして柚子の風味が堪らない一六本舗一六タルトを是非ともお召し上がり頂ければと思います!

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出典 ウィキペディア・タルト (郷土菓子)

出典 ウィキペディア・一六本舗

出典 一六本舗HP

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