熊本「豆腐味噌漬け」!平家の落人が伝えた幻の珍味!

豆腐味噌漬け

 

味噌や醤油、そして漬物など、我が国・日本は非常に優れた「発酵食の文化」を持った国であると言われています。

確かに味噌や醤油のベースとなったものは、大陸からもたらされたとの説もありますが、その後は徹底的な改良が加えられ、もはや全くの別物となっておりますし、

漬物に関しては完全に日本オリジナルと言って良いでしょうから、この言葉は確かに「的を得たもの」と言えるでしょう。

しかしながら、ヨーロッパなどで食されて来た「チーズのような発酵食品があるか?」と問われれば、『それは思い当たらない・・・』という方が殆どであると思います。

ところが我が国の南、熊本県には欧米の高級チーズと比べても、決して見劣りすることのない絶品発酵グルメが食べ継がれているのです。

そこで本日は、彼の地に古来より伝わる「熊本豆腐味噌漬け」についてお話してみたいと思います。

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豆腐の味噌漬けについて

「豆腐の味噌漬け」という言葉を聞いて、直ぐに明確なビジョンを思い浮かべることが出来る方は、非常に数少ないことと思われます。

また、お豆腐の専門店などに立ち寄られたことがある方ならば、豆腐をそのまま味噌に漬け込んだ「仄かに味噌の香りがする固めの豆腐」をイメージされた方もおられるかもしれません。

本来「豆腐の味噌漬け」と言えば、先に述べた固めの豆腐の方が一般的なのかもしれませんが、本日ご紹介する熊本県の極一部の地域のみで食されている味噌付けは、

食感から味に至るまで、まるで西洋のチーズのように濃厚な味わいを持った幻のご当地グルメとされる逸品なのです。

豆腐味噌漬け2

 

平家の落人がもたらした絶品珍味

そんな豆腐味噌漬けが食されているのは、熊本県東部の山間に位置する八代市の「五家荘」と呼ばれる地域です。

「どうしてこんな山深い一部の地域のみに、こうした特殊な料理が伝わっているのか」と不思議に思われる方もおられるかもしてませんが、実はこの豆腐味噌漬けにはある伝説が伝わっています。

それは今から約800年前の平安時代後期、二つの武家が存亡を懸けて戦った治承・寿永の乱にまで時代を遡ります。

武家として初めて権力の中枢に立った平家は、「平氏でなければ人でなし」とまで言われる程の繁栄を見せますが、過去に滅ぼしたはずの源氏に戦いを挑まれ、京都から九州へ敗走の旅を続けていました。

そして追い込まれた平家が最後の戦いを挑んだのが、現在の山口県下関にある壇ノ浦だったのです。

しかし、ここでも平家は敗北を喫し、その一族は幼い安徳天皇と共に関門海峡の海の底へと沈んで行きました。

そんな戦いの後、生き残った平家側の兵士たちは、源氏の追撃を躱しながら九州の山の中へと逃げ込んで行き、各地で平家の落人伝説を生み出していくのでした。

そんな平家の落人が五家荘に辿り着き、伝えたとされるのがこの熊本豆腐味噌漬けであると言われているのです。

 

こうして作られる豆腐味噌漬け

では、そんな「豆腐味噌漬け」がどの様に作られるかを見てみましょう。

まず現代の豆腐より格段に水分含有量の少ない「古来の木綿豆腐」をスライスし、数時間重りを載せて、徹底的に水分を除去して行きます。

水分が抜かれ、元の厚さの半分以下となった豆腐をこの地方独特のもろみ味噌に漬け込み、約半年の熟成の末、完成となります。

こうして作られた味噌付けは、沖縄の「豆腐よう」の様に柔らかい上、その味はクセのないクリームチーズや雲丹のように濃厚なものへと変貌を遂げるのです。

そして、「そんなに美味しいものがあるなら是非とも食べてみたい!」そんな想いを抑えられない方に是非ともご紹介したのが、

この豆腐味噌付けをお取り寄せで販売している「食彩の里ふしみ」さんの一品となります。

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食彩の里ふしみの豆腐味噌漬け

食彩の里ふしみさんは、熊本県上益城郡山都町に店を構える創作料理のお店。

本業の料理店も絶賛営業中なのですが、近年はお取り寄せによる加工品の販売にも注力しておられ、その中で絶大な人気を誇るのがこちらの「豆腐味噌漬け」なのです。

実際に頂いてみれば、容器の中はもろみ味噌がパンパンに詰め込まれており、豆腐が何処にあるか判らない状態。

そんな味噌を箸で避けていくと、その中からプルプルの味噌付け豆腐が姿を現します。

そしてソッと豆腐を千切り、口に運んでみれば、これが豆腐であるとは到底信じられない、フォアグラや雲丹のように濃厚な味わいを堪能出来る「最強珍味」となっているのです。

店頭ではまず入手困難な熊本幻の豆腐味噌漬けを、この機会に是非ともお試し頂ければ幸いです。

豆腐味噌漬け4

 

ふしみ豆腐の味噌漬けについて管理人より一言

豆腐にはちょっぴりこだわりのある管理人です。

以前にも「ゆば屋のまろやかとうふ」「腐乳」の記事を書かせて頂きましたが、『豆腐にはもっと美味しくなる可能性があるのでは・・・』、そんな想いを何時も抱えておりました。

こうした想いから、デパ地下などの豆腐専門店を見かける珍しい豆腐製品をないものかと必ず見回りを行っていたのですが、そんな折に出会ったのがこちらの熊本豆腐味噌漬けだったのです。

これまでも豆腐味噌漬け自体は何度も挑戦したことがあったのですが、そのどれもが「ちょっぴり味噌の味がする」程度で、可もなく不可もなしというのが正直な感想でした。

しかしこの熊本の味噌漬けは「何かが違う!」という直感が働き、購入してみることにしたのですが、やはりこれがとっても美味しい!

今では、お酒のおつまみとして、超お気に入りの一品となっております。

平家の落人により伝えられ、800年間守り続けられた秘伝の味・熊本豆腐味噌漬けを是非ともご堪能頂ければと思います。

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出典 ウィキペディア・豆腐の味噌漬け

出典 食彩の里ふしみ

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